きょう、捕獲受託エリアの一角で、嬉しい光景を目にしました。
「ヒヨドリソウ」が道端に2mほどの範囲で咲いていたのです。
昔、天城は、この草を求め、アサギマダラが群れを成して飛来した地。
しかし、鹿が食うのでこの草が激減し、いつしか蝶の群れも訪れなくなりました。
今ではこの時期は、「ヒヨドリソウ」の代わりに、鹿の食べない「シロヨメナ」という花が真っ盛りになるのですが、「シロヨメナ」に混ざって、「ヒヨドリソウ」が復活しているのを目の当たりにし、この地で7年間鹿の捕獲をしてきた成果が現れてきたのかと、感慨深い思いになりました。